今更ながらCannondale独自のサスペンションシステムであるHeadshokに魅せられF400を購入したものの、しばらく走るとエアが抜ける症状に悩まされ、意を決してオーバーホールする事にした。
F400を買う前にネットで下調べし、Headshokの修理受付が2014年頃に終了してる事とかパーツの入手が困難な事を知ってたので、程度の良いモノを慎重に探して買ったつもりだったが、まさかすぐにこんな日が来るとは...orz
ガッカリしてても仕方ないので修理に必要な情報の調査を開始した。
まず、フレームのカラーリングや付いてるパーツから、持っているF400が2006年モデルである事がわかった。
次に、
というCannondaleのファンサイトにあるHeadshok Informationを読んで、F400に付いてるHeadshokがDL80というタイプである事もわかった。
ここまでわかったあたりで、Headshokのパーツが入手可能な海外の通販サイトがいくつかある事に気がついた。
ただ、しっかりパーツナンバー等を調べてから買わないと痛い目に合うので、今度はパーツナンバーや修理マニュアル探しを開始した。
辛抱強くググって以下のマニュアルを発見した。
シールキットや専用工具のパーツナンバー、その他必要な物品が載っていたので、これをもとにパーツ & 工具一式を買い揃えた。
左から、DL80用のシールキット(KH022)、ヘッドショックのカートリッジ取り外し工具(Castle Tool)(HDTL146)、ブーツ(HD191)。
本当はシャフトクランプツール(HDTL187)も買うつもりだったが注文し忘れた。
ブーツは破れてないので必要なかったが、入手困難になる前にと思って、ついでに注文した。
ブーツの入ってるパッケージをよく見ると、"©︎2019"と書かれてるのでブーツは最近生産されたものみたいだ。
油脂類は以下のものを用意した。
ネジの緩み防止のためのロックタイト。マニュアルでは262と242が指定されてるが共に小容量タイプが購入できなかったので、後継品の263と243を購入した。
こちらは潤滑油のPedros Syn Lube。マニュアルではこちらかPhil Wood Tenacious Oilが指定されていたが、こちらの方が入手しやすかったので。
コロナ禍前に発注かけていたので、物品自体は10日ほどで入手できたが、ここから直るまでが大変だった。
続く...